お金の使い方

お金があれば、と考えることはあるが、一日一日が最後だと思うようになったので、卑屈になることはない。 お金があれば、宇宙に行くなり、大事業をやるなり、選択肢が広がることは、間違いないだろう。 他の人からみれば、道楽でも、高…

人と家

今、近くの家で、解体工事をしている。結構、音がうるさい。 しかし、新しいものをつくりだすときには、必ず破壊・解体しなければならない。 その解体が始まった家だけではなく、もう別の一軒もまた、諸事情あって、普段人が住んでいな…

自分が嫌になるとき

中途半端に文章を読めるようになったことで、よくないことも頭に浮かぶようになった。 詳しくは書かないが、先日ある博物館で、秘仏を見る機会に恵まれた。 その秘仏は、普通60年に一度しか公開されないようなのだが、特別展示されて…

わかり合うとは

本当に理解し合える人など、いないのではないか。両親でさえ、私を精神病院に入れたのだ。 ただ、一面的に捉えることもまた、できないのだ。 長野市の事件では、市議会議員の息子は、どうやら幻聴がきこえていたようだが、両親が関係が…

何の意味があるの?

そろばんをしたり、学校に行って、何の意味があるの? 誰しもが疑問に思っているのだろう。 直接若い世代に接すると、そのような率直な問いに出くわす。 胸が痛むような、何とも言えない苦しみを覚える。 説明できないからだ。なぜ説…

生活と芸術

1冊本をまとめることができて、肩の荷がおりたのか、マジメに読解などしていない。 もともと誰からも期待されていないのだから、肩に荷などなかったのだ。 気負いすぎていたのだろう。 編集者の方にも、引用が多すぎると言われたのだ…

感性のままに

私には、私の感性がある。それは、私の経験に基づくものであるので、他の誰とも完全に一致するものではない。 私は、別に他者に個人的見解を押し付けているわけではない。けれども、自分自身が磨いてきた感性は、捨て去ることなく、大事…

笑いにかえる

太宰治文学には、ユーモアがあると書かれていた。私の場合は、マジメに考えすぎると疲れてくるので、どうしてもふざけないとやってられなくなる。 近代文学については、ほとんど無知だが、「自意識」というのが課題になっているらしいく…

はっきり言いなよ

うさんくさい奴が多いというのが、研究会の集まりだった。 間違っているのに、大学教員だから正しいというような思い込みがある人。 特定の事例を、研究の射程の外に置いたのはなぜなのか? その問い自体が意味をなさないという指摘に…

どのような人間になりたいか

「表現者」になるんだ。俺は、「表現者」なんだ。 20代の時は、尾崎豊が好きだった。大学院に行っていたが、客観的研究では物足りなかった。あるいは、最後まで理解できなかった。 尾崎が生きることができなかった、30代を生きてい…