姿で語る

自分の著書を遺す行為は、決してお金のためだけではなく、いやむしろ、何か感じてくれる人が世の中にいてほしいという希望があったからだ。 今は、普通の暮らしをしているが、今日田んぼの畔を草刈り機できれいにしている、男性高齢者を…

神田房枝『知覚力を磨く』

 今回は、神田房枝『知覚力を磨く―絵画を観察するように世界を見る技法』(ダイヤモンド社、2020年)を取り上げます。美術史研究者の神田は、「脳科学」に依拠しながら、「絵画を見るように世界を見る」という方法を紹介した上で、…