私には、私の感性がある。それは、私の経験に基づくものであるので、他の誰とも完全に一致するものではない。
私は、別に他者に個人的見解を押し付けているわけではない。けれども、自分自身が磨いてきた感性は、捨て去ることなく、大事にしていきたい。
これまで論理や知識では表現することができなかったものが、以上の決意表明に込められている。有名な思想家や評論家の思考枠組みに縛られてしまうことなく、私は「創作」を続けていくのだ。
その感性が他の人と食い違っていれば、あの突き刺さるような視線を投げかけられるというだけの話なのだ。
私がおかしいなと思ったときは、もう説教じみたことはしていない。ただ一言、「ゴリラ」とつぶやいているだけなのだ。