『「自己を知る」ということ』(みらいパブリッシング、2022年1月31日刊行予定)
本書は、「自分の内」(感情)から出発して、「創造性」にまで高めるにはどうするべきかについて書いたものです。私はなぜ「狂人」になってしまったのかという問いに向き合った結果、「自分の外」(利益・承認・名誉)に囚われてしまったからだという結論に至りました。
「自己を知る」ということは、おのれの「狂気」を直視して「世界の内」にいることを直覚することであって、「世界の外」に出て自己を「客観化」したり「相対化」することではありません。「自己を知る」ことができれば、他者との比較や他者からの承認に囚われることなく、「自分にしかできないこと」や「自分がなすべきこと」は何かについて、耳を澄ますことができるのです。
目次
第I部 何が「創造」を生み出すのか
・第1章 ジョブズと起業家精神の真髄
・第2章 「無私」・「無我」とは何か
第II部 感情から教養にまで高める
・第3章 「感情」を「内省」して「内的経験」をする
・第4章 西洋文明の価値観を問い直す
第III部 あるがままに受け入れる
・第5章 “本当の自分”に近づく
・第6章 神をおのれの〈内〉に感ずる
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