カレンダー

実家の仕事を手伝って、家や田畑の整理をして、年末は終わりそうだ。

やることは、山ほどあるが、ひとつずつ片づけていこうと思う。

多くの方もやるかもしれないが、年の暮れになると、あと何日で大晦日かなどと、ふと思う。

カレンダーに、一日が終わりに近づくと、終わりそうな日にちに、斜線を入れて、消している。

ごく普通なのかもしれないが、昔の私とは、全く感じ方が違うのだ。

私個人の主観だが、一日生きて過ごすことができたという実感が、たしかにあるのだ。

この斜線を引く癖は、精神病院で入院していたときに身についたように思う。

あと何日で出ることができるのか、何日経過したのか。

本当に出ることができるのかさえ、分からない。

あれから、もうすぐ9年。

何を待っているんだろう、何か変わっただろうか。

 このサイトでは、小説や文芸評論を取り上げながら、どうすれば「絶望」から「真実」をつかむことができるのかについて検討していきます。なお、『先導者たち』というブロマガサイトでも、筆者自身の闘病体験を踏まえて、文筆活動を行っています。

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