認知科学や脳科学の書籍には、おもしろい指摘がある。勉強になる。
ビジネスをする際には、サービスの効用・効果を、目に見える形で証明しなければならなくなっているから。
教育課程を通じて学んだことは、ビジネスに役立たせるということになるのだろうか。
別に学問をやってもお金にはつながらないという見方があれば、他方で、大卒という学歴や海外の大学の学位取得がエリートになるには不可欠だという見方もある。
中卒であろうが、建築で大きな規模のビジネスをしておられる方がいる。
いわゆる「成功」と呼ばれるものの要因としては、技術や道具、資材を揃えて、従業員を統率できる能力があるからなのだろうが、どの業界にも、専門分野というか、「合理性」が存在しうるということなのだろう。
教育関連の仕事では、生徒の方が優れている場合も、実は多々あることだ。英語力があります、パソコンの技術があります、計算能力があります、見た感じもさわやかです、スポーツできます、などなど。
それが、どうした。非科学的で、失礼。感性なのだ。
考える力がない、課題設定力がない、自分の経験は見つめない、何をすればいいのかわからない。
パソコンをやりたけりゃ、パソコンスクールに行けばいい。英語を学びたければ、英会話学校に行けばいい。