姿で語る

自分の著書を遺す行為は、決してお金のためだけではなく、いやむしろ、何か感じてくれる人が世の中にいてほしいという希望があったからだ。 今は、普通の暮らしをしているが、今日田んぼの畔を草刈り機できれいにしている、男性高齢者を…

職人と芸術家

小林秀雄や太宰治について調べていると、想像していた以上に、生活に密着していたというか、生活に苦しんでいたことが分かった。 他人の私生活について、こと細かに書くのはやめておくが、お金や女性との関係など、普通の人と変わらない…

下手なんだ

生活において、何に比重を置くか 物書きとして生活するには、文章が下手だったんだ 一生活人として、這いつくばるしかない 立場を変える、このみじめさ やりたくないことも、やるしかない それでも、書き残したことはある うさんく…

You Are The One

インターネットの情報の真偽を確かめる、「リテラシー」というのが、重要だという 教育関係で、教える側に立てば、必ず理解しておくべきなのだという 専門的な職業に就き、技術を高めてゆくためにも、つまり、就職的な観点からも、重要…

やるべきことは、見えてくる

ようやく、自分の道が見えてきたように思う。 それは、身の周りのことをしていたら、自然と見えてきたものだった。 それは、その道しか残されていなかっただけなのかもしれない。 挫折して、他から来ていらないと言われ続けてきただけ…

被害妄想

忘れていたことを思い出したんだ 妄想なんかではない 忘れていた間に、裏でいろいろやられていた しまった いや、まてよ 覚えていたら、この道に進んでいただろうか もしかすると、俺のような馬鹿野郎は、幸せな奴なのかもしれない…

書くことをやめない

有名な作家のことを知ることの狙いは、別に自分と同じところがあることに喜びを感じるだけではない 作家の生涯に対しては、敬意を表するべきだが、結果を知っているということは、悲しいかな、卑怯でもある どうしてそんなことをしたん…

こうなるしかなかった

いわゆる「被害妄想」として片付けられてしまうもの 私には、一生つきまとうものらしい 安易に、書籍のタイトルに、「回復した」などと書かなくてよかった 自分の経歴は、強制入院させた医者に言われなくても、自分自身でよく分かって…

あと一作のつもりで

別にいつ死んだっていいと思っている 私個人に関しては、そう言える しかし、親がいる 順送りならば、両親はきちんと見送るべきなのだろう その間に、一作書ければ、いいかな 今度は必ず、自分の言葉で語ってやる

知識とは何か

知識を経験と結び付ける そうしていたはずだった たしかに、「抑止」とは、過去のわだかまりから発した問いであったはずだ ならば、何が問題だったのか 経験自体が共感してもらえないのか、あるいは文体、研究として行う限界 言葉を…